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映画「武士の一分」試写会 


思い切り


ラストまでネタバレ
!!!要注意!!!






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木村 拓哉 (2006/11/11)
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ごめんなさい。
作品云々以前に、
私に時代劇はあわない^^;


歴史物は好きなので、歴史時代劇なら大好きなのですが(大河ドラマとか)、こういうのはだめだと再確認。
そして多分、藤沢作品もだめなんだと思う。
主人は好きなので(テレビとかでやっていると観ている)
彼が観れば良かったのかも……と思いました。
「水戸黄門」とかも大好きな旦那、私は苦手(笑)
つまり何というか、おきまりコースののほほんとしたストーリーは駄目なんです。
ストーリー的には裏切ってくれた方がベスト。
だから歴史物が好きでも「忠臣蔵」とかは見る気がしない。

「たそがれ清兵衛」の時も真田広之好きな私はすごく迷った。
観たい!
でもどうしても内容的に興味を引かれなくて、何度も迷って結局DVDも借りていない^^;
それが今回よくわかりました。
やっぱり私には作品的に苦手なのだと。


原作は読んでいないので、映画で描かれたことしか知りませんが、
とにかくおきまりの通りです。
何というか、予告で流れている……あれで全部なんです^^;
ひねりも何もなく、お毒味で失明して、妻が騙され、プライドを傷つけられて武士の名誉にかけて果たし合い。
まんまでしょ。
それ以上でもそれ以下でもないです。

前半30分。
正直退屈でどうしようかと思いました。
予告で知っている部分を長々と見せられている感じで、眠くはなりませんでしたがどうしても中に入り込めない。


エンディングをネタバレしまくると、結果勝利し、離縁した妻も戻ってきて、目出度しです。


この映画の「売り」は夫婦愛なのでしょうかね。
なんだか、夫婦の機微は平たく浅くなぞっただけの印象。
夫のために悲しい決意するところもないし(事後報告?)
夫の方も確かに激怒したけど、この時代なら奥さんに斬りかかっても不思議じゃない。
いきなり「離縁だ」の展開に、
「えーそれだけ?ただ放り出しちゃうの?」
かえって奥さんに対する感情が「冷たい!」って感じてしまったくらい。
原作もこんな感じなのかなぁ。

私が感じた武士のプライドって、なんか軽い。
これはもしかしたら女性向きじゃないのかも。
多分男の人の方が感情移入できるのかもね。
私にはこの夫婦がラブラブには思えなかったのが不満かな。




いいところは、
脇の役者さん。
本当にいいです。
光っていますね。
桃井さん、笹野さん。
コミカルで暖かくて、桃井さんの役は本当は嫌みなおばさんなんだけど、でも憎めない感じがあって、普段の彼女と被るとこがかえって笑える。
そのほかのちょっとした人たちもすごくいい。
さん……地味で控えめだけれど美しい妻を良く演じていました。
でも立ち上がったときの、背の高さにびっくり!
さすが宝塚^^;
そのシーン以後、彼女の身長ばかり気になってしまい、ちょっと興ざめ。

所々出てくる笑えるシーン。
退屈だったからいいのですが、全体を考えたときどうなんだろう?
寅さん並みの笑いはこの話にプラスなんだろうか、マイナスなんだろうかと考えてしまいました。
私自身は必要なかったと思う。
もっと重い話じゃないのか?
そうなんだ、笑えるんだ……みたいな切り替えが、ちょっとね。

だいたいがこの話、重い話なんだよね。
そうだよね?
笑いが出るとその分軽い感じになって頂けない。
娯楽だよ、と言われるならそれでいいけど、それなら更にこの映画の評価は私の中で下がってしまう。


つまり、一言で言うと。
「重み」があまり感じられなかった、って感じかな……
テーマは重いはずだし、木村拓哉の演技もけして軽くはなかったのに。



ここからSMAPファンの目線で話すと。
長いこと木村拓哉の演技を観てきて、熱烈な木村ファンを大勢友人に持っている私としては、正直言って、この作品じゃないものに出て欲しかった。
時代劇なら、もっと……そう、逆に娯楽性のある、本当に笑いで全編包んでいて、それでいて剣を持つと豹変してすごく強い!!みたいな役。
もっとメリハリのある役が彼には似合うと思う。

剣を持つシーンは圧巻でさすが!と思ったし、視力のない目で見つめるシーンは最高。
でも何せこの話が彼には合っていない気がした。
話的にはほとんど山場のないこの作品は、もっと映画慣れしている、地味でも演技派の俳優さんの方がいいと思う。

そして何より、華のある木村拓哉にあの方言はいくら何でも馴染めなかった。
忠実なのはわかるけど、あそこまでじゃないと駄目なの?監督さん。
悪役上司は方言話さなかったのはなぜ?
「がんす」と言う語尾を聞くたびに、「怪物くん」を思い出しちゃったよ−byフランケン(だよね)

ほんと、笑い事じゃないんだよ。
私には最初からコメディーになっちゃって、どうしようかと思ったくらい。
夫婦のいい会話もムードぶち壊し。
方言を馬鹿にしているんじゃありません(出身の方ごめんなさい)
聞き慣れてないから駄目なんです。
据わりが悪いというか……
そこばかり気になってしまって……台詞が死んじゃってた(私の中で)



最後に、恒例の。
友人に感想を求められたらなんと答えるか。
う〜ん、難しい。

映画慣れしていない友人には、
木村くんの剣裁きが見事だからそこを観てね。でもちょっと退屈かも知れない」



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